もう少し
最近は他人と関わるということを演技て散々やっているが、なかなか上手くいかない。
それはプライベートでも同じで、やっぱり上手くいかない。
演技とプライベートでもその本質は同じような気がするが、どうなのだろう。
本質は同じでも表出されるものが違うのか!?
まぁプライベートでは理性とか我慢とか気を使うとか色々あるからな。
良くわからないけど、できればどちらも上手くなりたいものだ。
終幕からのチャレンジ
去年の暮れから始まったブルールームというお芝居。
先日、全日程を終えました。
今回はワークショップ(的なもの)から発展して最初はその発表会という企画が最終的には普通に上演した形になりました。
約30人の俳優と素晴らしいスタッフさんと創り上げました。
本当に色んな人がいて沢山刺激をもらいました。
俳優として自分に足りないもの、元々持ってさえいないものが浮き彫りになってしまいました。
今年はそれらをものにする年にしたい。
まず手始めに今まで避けて逃げて無いことにしていたタイプの役に挑戦したい。
全力で。
2015ふりかえり
今年もあっという間に終わってしまう。
思い返すと前半夏まではワークショップやシーンスタディやらの俳優訓練的なことばかりだったなぁ。
舞台は6月と9月の2本。
秋になってまたワークショップ。
そして全く思いがけない俳優としてのお仕事の依頼。
嬉しかったなぁ。
(また改めて告知しよ)
生きてればたまには良いことあるんだな。
沢山ワークショップとか行って自覚出来たことは、僕は覚悟が足りない。圧倒的に。
俳優をやる覚悟。演劇をする覚悟。生きていく覚悟。
説得力のある俳優や演出家やスタッフさんは覚悟が違う。
何を捨ててまで俳優をやるのか、どれほどの思いで演劇をやりたいのか。
足りない。
心の中で薄々感じていたことが今回のブルールームに参加したことで明確になった。
しかし、覚悟とはしようと思ってするものではないかも知れない。
もっと自分の思いを具体的にしていこう!
みなさん今年もありがとう。
稽古にて。
今稽古中のブルールーム。
僕の役は政治家という肩書き。
妻と二人のシーンと愛人と二人のシーンがある。
まだ妻とのシーンしか稽古してないのだが正直苦戦している。出演者が多いので他人の稽古を見てる時間の方が圧倒的に長い。
見ていると本当に沢山の刺激をもらうし色々なことを考える。
先日、あるシーンの稽古を見てて衝撃を受けた。自分の浅はかさを思い知った。見習わなければと思った。
そしていざ自分のシーンを稽古してみると恐ろしく後退していた。訳がわからん!
でもそれも受け入れてやる。やるしかない。
他人と関わる
思えば幼少の頃から他人と関わるのが得意じゃなかった。
大人になった今でも人見知りする。
関わるのが下手というか、そもそも関わろうとしないし珍しく関わろうとしても少しでも相手に拒否の意思を感じ取ると、すぐに諦めてしまう。
この性質は俳優には致命的だ。
根本的に演技者に向いていない。
いわゆる名作と呼ばれる戯曲や優れた戯曲に出てくる登場人物は何かしら強い目的を持っている場合がほとんどで大きな意思を持って相手役に立ち向かう。
日常でそれを避けてきた俳優にとって、その行為はとてつもなくハードルが高い。
しかし俳優をやる以上避けては通れない。
今回出演する「ブルールーム」も強い欲求を持って相手役と関わる。
どれだけ関われるか、決して諦めずにやり抜きたい。
稽古開始
the PLAY/GROUND vol.0『背信 | ブルールーム』の稽古が始まった。
一昨日は全員の自己紹介からの2作品の本読み。終わった後、この遊び場の管理人であるヒロオさんから話があった。
その場で相手役との間に生まれた事だけでやってください。何も生まれてないのに、何かあるふりはしないで下さい。生まれてるのに無かったことにしないで下さい。
それをとことん追求していきましょう。
追求の途中で本番を迎えてもいいです。
改めて参加して良かったと思った。普段の公演では絶対にシーンを創り上げることが最優先される。
それは仕方ない。
しかし今回は相手役との真実のやり取りを追求できる。その上でどこまでできるか。
いつもはやらない苦手な役。粘り強くあきらめずにやろう。
苦手って何だ?まるで得意な役があるみたいじゃないか!自惚れるな自分!
まずは等身大で役と向き合ってみよう。