2019年を振り返る。
今日で2019年が終わる。
今年は舞台出演が二本の他にワークショップに数回参加した。
芝居は肋骨蜜柑同好会「ダブルダブルチョコレートパイ ミルク編」日本のラジオ「ナイゲン 暴力団版」の二本。
観に来てくれた友人にも言われたが二本共似たキャラクターを演じた感がある。
まぁ、どちらも評判は悪くなっかたので良しとしよう。
しかし何と言っても私にとって今年の重大事件は大変仲の良かった友達が亡くなった事だ。
友達というより数少ない貴重な私の味方であった。
作家でもあり演出家でもあった彼女の作品に5本出演させてもらった。
私の中で最も多く一緒に作品を創った演出家だ。
その過程で彼女は常に俳優として私のことを尊重してくれた。
どうすれば私の演技がより向上するか、どうすれば私が素敵に舞台に立てるか、そんなことを私以上に考えてくれた。
人間として私の至らない点も臆せず指摘してくれた。そのせいで何度か喧嘩もした。
本当に感謝という言葉では足りない。大切な大切な人を失った。
ほとんど恩返しできなかった。
せめてこれからも少しでも彼女の分まで演劇をやり、そして長生きをしようと思う。
今までこんな気持ちになったことはなかった。
ありがとう。